農業設備

 農業に用する設備のことであり、代表的なものにはビニールハウス等のこと。設備の維持には、最低限として設置する程度の知識と技術が必要です。

農業設備の概要

農業設備の種類
管理人の果樹栽培の場合(掛かった費用順)
果樹棚
防風・防雪ネット
スプリンクラー(スプリンクラー全景)
・排水設備(暗渠)
防鳥ネット
・農業資材小屋(おんぼろ小屋です)
防風林

その他の農業設備の主なもの
・ビニールハウス(稲作、野菜、ブドウ等)
・乾燥設備(稲作)
・暖房設備(ボイラー等)

農業設備の設置
 一度設置すれば維持することを除き、完了となる設備はプロの業者に任せるという方法もあります。業者に任せれば、それだけ確りした物が出来ますが、当然費用が高く掛かります。その費用はかなりな物。自分で出来ることは勉強してやるのも大切なことです。
 例えば、果樹棚、防風・防雪ネット、散水設備(スプリンクラー)、排水設備(暗渠)等が業者に委託出来ます。

農業設備の費用
 申し訳ありませんが、費用についての記載致しません。(質問されてもお答えできません。)しかし、梨や葡萄等の果樹栽培の設備は、飛び抜けてかかるということだけお伝えしときます。
果樹棚 果樹棚
 真ん中に写る支柱から、斜めに針金(吊線)により、針金で構成された、果樹棚を持ち上げています。
 支柱の上部にも、支柱の傾きを支える為と、防鳥ネット展開するための棚が構成されています。

防鳥ネット
 支柱の上に展開されたのが、害鳥被害を防止する防鳥ネットです。(地域によっては、防雹ネットを展開してるところもあります。)掛かった費用順で下から2番目に記載していますが、管理人の果樹園1枚当たりで数十万~百万くらいします。
果樹棚 果樹棚
 上の写真の構成された、果樹棚の端の部分に当たります。
 果樹棚の周りを太いワイヤーで構成し、そのワイヤーを斜めの支柱(写真中心に2本)と、地下に埋め込まれたアンカー(支柱突端より真下に伸びた地下)により支えています。
 アンカーは、側面部分で地耐力1トン、角に当たる部分で地耐力2トンの物を使用しています。
 管理人の果樹園1枚当たり、アンカーで200個、斜めの支柱だけで、400本程度の使用されています。

防風・防雪ネット
 果樹棚を構成するワイヤーを利用し、展開しているのが防風・防雪ネットです。風対策でも紹介しているので、省略します
スプリンクラー スプリンクラー全景
 スプリンクラーのヘッド部分です。
 地面に埋設されている配管と繋がれ、散水する仕組みです。
 スプリンクラーに使用する、灌漑設備の利用にも、当然使用料金が徴収されています。
排水設備(暗渠)
地下に埋設されているため、撮影不可
排水設備
 地中30~100cmの深さに排水管が埋設されています。
 排水管には、無数の穴が空いており、地中に染込んだ水が穴から排水管入り、果樹園の外の排水される仕組みになっています。30~100cmの深さにあるのは、傾斜によりスムーズに果樹園の外に排水を行うためです。
農業資材小屋 資材小屋
 農業機械や、資材、道具、肥料の保管等に使用します。資機材が痛まないよう、雨露がしのげる程度の物です。
防風林 防風林 杉、防風・防雪ネット
 風対策で紹介しているので省略します。


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