雄花や異品種が咲かない時の授粉方法
ゴールデンキウイフルーツのように雄花と雌花の開花時期が異なるもの。プラムのように自家結実しない果実で、異品種(大石とソルダム)の開花時期が異なるものでは、天候によって自然受粉を全くしないことも多くあります。開花前の雄花や異品種の花でも花粉は成熟しているため、この花粉を使用して授粉することができます。
この方法は、ゴールデンキウイやプラムの他、梨など自家結実しない多くの果樹で効果的な方法です。
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開花前の花を使用した授粉方法
雌花の状態 既に満開期を過ぎ、一部の雌花は枯れ始めています。 プラムの場合は、ソルダムの花。 |
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雄花の状態 雌花が満開を過ぎて枯れかかっているじきですが、数輪の蕾が膨らんだ程度で開花していません。 プラムの場合は、大石の花など。 |
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雄花の採取 蕾が膨らみだ雄花を採取します。 プラムの場合には大石など。 |
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花びらを開く 雄花の花びらをそっと開いて雄しべを露出させます。 プラムの場合には大石など。 閉じた花びらのため、開き難いため花びらを一枚一枚めくる感じでそっと開きます。 |
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授粉 雄花の雄しべを雌花に押し付けて授粉させます。 プラムの場合には大石の雄しべをソルダムに押し付けます。 雌花が満開を過ぎ枯れかかっている場合には、出来るだけ若い花に授粉します。 |
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・作業上の注意点 授粉作業は午前中に実施することで結実確率が増して授粉効果が高まります。 花弁が開きすぎた雌花は受粉しても結実する確率は低いです。 |
・結実させる受粉については、キウイの授粉・受粉
・雄花や異品種が咲かない時の授粉は、雄花・異品種が咲かない時の授粉方法
・摘果について、キウイフルーツの摘果方法
・キウイの収穫については、キウイフルーツの収穫時期
・収穫後に熟させる方法については、キウイフルーツの追熟
・剪定については、キウイの剪定 冬
・剪定後に樹液が溢れるときは、キウイ剪定後の樹液が止まらない問題