防鳥対策(防鳥ネット)
果樹園に防鳥ネットを張り、害鳥被害を防止します。一般に害鳥と表現し、農業経営や趣味園芸で畑を荒らす鳥ですが、鳥に他意があるわけでもなく、ネットを使用することで野鳥との生活圏の住み分けを図るものです。・防鳥ネットの目的
ネットを使用することにより、物理的に果樹園を鳥から隔離して鳥による食害を防止します。雹に対応したネット使用すると降雹被害の防止も図ることができます。通常の防鳥ネットでもある程度は降雹による被害を軽減することが出来ます。
・実施する時期
7月~10月(収穫終了まで)(降雹被害の軽減には4月~)
・その他
防鳥ネット使用では、正しく使用すれば鳥が絡まる等の鳥への直接影響はほぼ発生しません。降雹被害の防止に重点を置く場合には、防鳥ネットより目の細かい専用のネットを使用します。
張る作業があれば当然作業外す作業もあります。網の取り外しは「防鳥ネットの後片付け」にて紹介しています。
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防鳥対策(防鳥ネット)
防鳥ネットの設置前 写真右に写る青いものが、今回張る防鳥ネットです。 |
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果樹園に設置された防鳥ネット 使用している防鳥ネットです。 昨年使用後、果樹棚の上部で纏めて固定し保管してある状態です。 |
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防鳥ネット 半年間、屋外に晒された環境で保管するため、しっかりと縛ってあります。 |
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防鳥ネットの設置開始 束ねられたネットを解き、拡げます。 大きく、重量もあるため、小出し、小出しに拡げます。 |
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防鳥ネットの設置の様子(地上から) 地上側から見ると、網の波がように頭上に広がるような感じです。 実際の作業には、多大の労力と時間を費やして徐々に広げています。 |
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防鳥ネットの設置の様子(頭上から) 徐々に青い網が、梨の木の上に侵食してくるようにひろがります。 |
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防鳥ネットの設置完了(防鳥対策完了) 防鳥ネットが、均一に「たぶみ」無く広がりました。※網の「たぶみ」は、鳥が絡まる原因となります。 |
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防鳥ネット(鳥から目線) 防鳥ネットの上から見た様子です。 鳥は目が良いので、網の目がもっとはっきり見えるのかもしれません。 |