除草剤の種類と効果
ラウンドアップ等に代表される農耕地用除草剤。種類による価格差が大きく、作用。用途に違いがある物があります。・農耕地用(農薬)
農薬として登録を受けた製品であり、試験により安全製を確認された製品。農作地での使用することができます。
・非農耕地用
農薬として登録を受けていない製品。成分表示が農耕地用と同じでも、法律(農薬取締法)により使用することが出来ない。
・根まで枯らす除草剤
ラウンドアップに代表されるグリホサートイソプロピルアミン塩を主成分とし、植物の種類を問わずに枯らせる非選択型除草剤。
主成分のグリホサートは、特許が切れたことによりジェネリック品が流通し、農耕地に使用できる安価な物も市販されている。
・根を残す除草剤
バスタ液剤(グルホシネートを主成分)など植物の種類を問わずに枯らせる非選択型除草剤。草の根を残すことにより、土手や畦道の土崩れを抑制しつつ草を枯らすことが出来る。
・この他の除草剤
特殊な用途に用いられる特定植物にのみ作用する選択型除草剤。水稲栽培用の水の中に使用するもの等があります。
また、非農耕地用で顆粒を地面に撒くと根から吸収される物等があります。
・果樹・園芸等で使用する除草剤の作用
紹介している除草剤は葉茎吸収型と呼ばれ、散布時に葉などに付着し吸収されます。薬剤散布後に根から吸収されて作用することは基本的にありません。
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摘花の方法
除草剤の主な種類と特徴 | |
・ラウンドアップマックスロード※1 グリホサートカリウムを主成分とする非選択型除草剤。 従来のラウンドアップと比較して効果が早い。しかし、値段が高価であり500ml当り1,800円程度する。 |
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・クサクリーン液剤※1 グリホサートを主成分とする非選択型除草剤。 ラウンドアップのジェネリック品であり、従来のラウンドアップと同等の効果がある農耕地用除草剤。 ランドアップに比べてかなり安価であり、500ml当り600円程度である。 この他、同じ成分でコンパカレール、グリホエキス等の様々な商品名で農耕地で使用できる物があります。 |
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・グリホアップ除草剤※1 グリホサートを主成分とする非選択型除草剤。 ラウンドアップのジェネリック品でありかなり安価であるが、非農耕地用除草剤であるため農業では使用できない。 非農耕地用であるため、500ml当り300円程度である。 この他、同じ成分でグリホエース等の様々な商品名があります。 |
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・バスタ液剤※2 グルホシネートを主成分とする非選択型除草剤。 値段が高価であるが、根を残すという作用から土手や水田の畔(あぜ)に広く使用されている。 また、スギナへの効果が高く希釈倍数が100倍(ラウンドアップ等のグリホサート系では25倍)でも作用することから、除草対象がスギナである場合には特に有効に作用する。 |
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※1 グリホサート等の土壌汚染について 主成分のグリホサートは土壌粒子と結合して植物への効力を失い、土壌微生物によって炭酸ガス等に分解されることは広く知られています。 しかし、薬品には主成分のグリホサートの他の界面活性剤等の溶媒が用いられています。 農耕地用(農薬)とは、主成分のほかこれら添加物を含め総合的に安全性を確認されたものです。 例え家庭菜園(非商業目的)であっても安易にこれら非農耕地用の除草剤を代用することは止めましょう。 ※2 果樹への薬害 葉茎吸収型の薬剤は、基本的に薬剤が付着しない限り植物への影響はありません。 このため、グリホサート系及びバスタの使用方法は同じはずです。 しかし、これまでの経験で果樹園内でバスタ液剤を使用した際、葉などのへの付着を十分に注意しましたが気化した薬剤と思われる作用により果樹に影響があったことがあります。(10年以上前) それ以来、果樹園内でバスタは使用していません。果樹園の周りには使用しています。 |
・果樹の除草(除草剤)
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