梨の袋がけ

 果実を甘くすることを目的とした有機肥料の使用です。

・有機肥料の種類
 菜種油粕及び、類似する油粕類

・使用する時期
 5~6月末まで

・有機肥料の注意
 鶏糞、牛糞等の発酵堆肥では、効果ありません。
 また、この時期に鶏糞、牛糞等の発酵堆肥を使用すると、果実が大きく成長する反面甘みが抜けるという説もあります。
 !特に重要!
 油粕類の有機肥料使用後は、堆肥同様に化学肥料を使用すると果実が大きく成長する反面甘みが抜けるため、肥料散布は一切行いません。

・甘みの効果、その他
 果樹の甘みを決定する要因としては、日射量、果樹の生長状況、土壌の構成栄養素、気温、など等の様々な影響が有り、正確な情報なんて、管理人はさっぱり分からないです。
 あくまで、管理人の経験や果樹仲間での情報としてです。植物学としての見解ではありません。信じる、信じないはご自由ですし、同業者や関係者様々な意見があると思います。一見解とだけで受け取ってください。

果樹を甘くする有機肥料の使用(油粕)

油かすの写真 菜種油粕の拡大写真
 さらさらで、香ばしい香りがします。
 さらさらすぎて、風の強い日に散布すると風に流されます。
 風の無い日に使用することが望ましいです。
あぶらかすの写真 菜種油粕の袋と中身
 肥料の中で、油粕は紙袋のとなっています。理由は不明ですが他の肥料と異なり長期保管出来ません。
 保管すると、湿気によるカビの発生。ネズミによる食害等の被害にあいます。
 購入後は、速やかに使い切ることをすすめます。
油粕の搬入写真 菜種油粕の搬入
 果樹園内に油粕を搬入します。
 写真で、約30袋(600kg)の積載です。
※重量オーバーで公道は走行していません。
手押し肥料散布機 手押し肥料散布機での散布
 果樹の根が広範囲に広がっているため、肥料散布機を使用して均一に広範囲に散布します。
 容量60リットルの肥料散布機に40kgの油粕を入れて散布しています。
有機肥料の散布写真 菜種油粕の散布
 果樹園全体に満遍なく散布します。
 散布量は、梨の木1本当り約3~4kg程度になります。
土壌攪拌写真 菜種油粕の土壌攪拌
 散布した油粕が効果的に作用するように土と攪拌します。
 また、同時に雑草を除草します。
 ※土壌改良2で行ったトラクターの使用より浅い範囲で使用します。理由は、春以降に根が既に成長していることから新しい根を切断(成長を阻害)しない為です。
 管理された果樹園写真 油粕の散布と土壌攪拌が終了
 梨が甘くなるように、これ以降、散水と除草を除いて一切土壌を触りません。
 特に、果実が大きくなるように肥料の使用すると果実の甘くなりにくくなります。
 発酵済み油粕や、油粕に発生するカビについてはブログで一部触れています。気になる方は、(外部リング)
 果樹栽培ナビ ブログ > 油粕はカビが生えることで発酵し、良質な肥料として土壌を豊かにします。

農業の土づくり
 ・刈払機については、土作りの考え方
  ・刈払機については、有機肥料の使用1
   ・自走式オートモアによる除草は、土壌改良1(石灰の使用)
    ・化学肥料の使用
     ・高度化成肥料の使い方
      ・土壌改良2
       ・果樹を甘くする有機肥料の使用
 土壌の酸性度(PH)測定に関することは、
 姉妹サイト:園芸栽培ナビ>土壌ph測定器によるph測定と調整方法(別ページで開きます)


ページトップに戻る