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果樹栽培の流れ

 果樹栽培の1年の流れを簡単に紹介。詳しくは果樹の栽培方法に掲載しています。
 栽培は、難しく考える必要なんてありません。気軽に始めて、楽しんでください。特に、鉢植栽培ではより身近に、より手軽にはじめることも出来ます。
①受粉作業(梨等)
 花に実を付けるための作業。ミツバチ等を利用して自然交配と、手作業で行う人工授粉に大別される。

②ジベレリン処理(ぶどう)
 種を無くすために必要な作業。植物ホルモン剤を使用することにより、本来種が出来るブドウの種を無くすことが出来る。

③摘果作業(梨・りんご等)
 不良の実の除去や、付きすぎた実の調整の為に行う。
 青梅などは、自ら不要な実を落とすことにより個数の最適化を行っている。摘果作業で欲を出して付けすぎると、実が小さくなったりするのもまた一興・・・

④袋がけ作業(梨・りんご・ぶどう)
 害虫・病気の予防のために、果実に物理的に袋をかける作業。
袋がけをしなくても、収穫は行えるが、商品として出荷するためには、その分消毒作業が多く必要となったり、見た目が悪くなったりする。
 家庭栽培では、省略することも可能。

⑤収穫
 待ちに待った収穫。何をかくそう本業では、もっとも大変な作業。
 趣味の果樹栽培では、1番楽しい作業。

⑥加工作業(柿・銀杏等)
 渋柿では、さわす(渋抜き)作業にあたるもの。そのまま食せない果樹に必要な作業。

⑦剪定作業
 翌年の為の、木の手入れ。主に不要な枝の除去と、必要な枝の手入れを行う。
その他の作業  
肥料散布
元肥・追肥
 木の成長と果実の成長ために肥料をまく。
 何時、どんな肥料を必要としているかは、品種と状態によりことなる。
 多ければ良いのではなく、必要な栄養素を必要な時期にやることが大切。
 果実が甘くならない原因の第一は肥料が原因。
草刈作業  害虫の温床となる果樹園の雑草。生えると地面の乾燥対策になるが、基本的に草は無いほうが良い。
防除作業  害虫・病原菌に対する消毒作業。
 商品価値を求める場合では、必須になる作業。
 趣味の果樹栽培で無農薬にこだわることも出来るが、その分見た目と、収量が悪くなる。
果樹の栽培方法(梨の育て方)



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