果樹栽培ナビ > 栽培する果樹を選ぶ

植える果樹を選ぶ

「何の苗木を植えよう・・・・?」誰ものが抱く最初の問題にして、最大の難題。

 果樹・園芸を問わず植物は生き物。当然、地面の質・周囲の環境・育て方によって向き不向きがあります。
 趣味での栽培なら植えたい物を植えるのが一番。ですが、ここでは栽培環境による違いの一部を紹介します。
 管理人のおすすめする果樹については、「栽培おすすめ果樹」。庭木として植える果樹については、「ガーデニング植木」にて紹介しています。
 実生苗から育てることも楽しいですが、管理人は市販されている品種であれば苗木を購入することをおすすめしています。苗木を購入を進める理由については、「苗木を購入する理由」へ

果樹毎の特徴

  目 難度 特  徴

青梅
★★  梅干・梅酒に用いる青梅。春の冷風による影響を受けやすい。北風を受けやすい立地条件では、防風林・暴風ネットなどによる保護がないとやや不向き。
 木が生長すると大量の実をつけてくれます。一般家庭では1~2本で余るほど取れます。
柿

 手入れをしなくても勝手に育つ。渋柿なら収穫後、さわし柿(渋抜き)にすればビックリするほど美味しく(甘く)なります。日当たりが良いことが重要です。
 栽培より、さわし作業の方が難しいです。
花梨
花梨
 病害虫に強く、手入れをしなくても勝手に育つ。喉の弱い家族がいれば是非ほしい1本。
キューイフルーツ
キューイ フルーツ
 初心者向けのフルーツの代表的存在。育て易く、確実に収穫が見込める。害虫・病気による影響を受けにくい。
『雌雄異株性』(オスとメスの木が必要)
銀杏(ぎんなん)
銀杏
 植えれば勝手に育つ。手入れ、肥料をやらなくても勝手に実ります。
 『雌雄異株性』(オスとメスの木が必要)
 ギンナンを取出すのに非常に手間がかかり、収穫後がもっとも大変。
栗
★★
 秋の風物詩。木は用意に大きくなり、たくさんの実をつけるが、実が害虫に弱く、管理を怠ると全て虫の餌になってしまう。
 蛾とコウロギに注意が必要です。

ざくろ
 花・実ともに美しく実る。『紅一点』という由来の通り彩を飾ります。育てやすく、勝手に大きくなります。
 樹勢が強く、肥料を少なめに育てます。
梨の写真
★★
★★
 木、実ともに病気、害虫に弱い。
 また、せっかく実っても甘みが弱い、水分が不足するなど、なかなか納得出来る実が収穫しにくい。
枇杷
枇杷
 雪が降る地方では、冬囲いが必要。成長がものすごく遅いが生命力が強い。
 「桃・栗3年、柿8年。」「びわは、植えた人は食べれない・・・」と昔は言われていたが苗木なら5年くらいか実ります。
ぶどう
ぶどう
★★
 秋の味覚ブドウ。品種により棚さえれば割と育ち収穫も見込める。
 水(雨)に注意が必要。水捌けのよい地面を好む。
 ホルモン剤を使用しない限り必ず「種あり」になる。
プラム
プラム
★★  木が生長すると、確実に収穫が見込める果物。苗木のとき、ネズミと害虫に弱い。
 特にコガネムシに全ての葉を食べれれたなんてことも・・・
プルーン
プルーン
★★  プラム等の仲間で西洋すももに分類される。プラムと異なり自家結実することから1本から栽培が可能。
 水捌けの良い土地に植えれば順調に育ちます。
ブルーベリー
ブルーベリー
★★
★★
 酸性土壌を好む変わりだね。鉢植えでも容易に育ちます。
 通常の植物がアルカリ土壌を好むため、ブルーベリーだけ別に植える必要がある。
 鳥が非常に好み、うっかりすると実を全部鳥の餌になってしまう。

★★
★★
 木、実ともに病気、害虫に弱い。
 また、せかっく実っても甘みが弱い、水分が不足するなど、なかなか納得出来る実が収穫しにくい。
 プラムかネクタリンの栽培方がお得感があります。肥料のやるタイミングがポイント。間違えると甘くならない。

柚子
★★  木、実ともに病気に強く、鳥類の被害も受けない。実るまで年数がかかるのがやや難点。初収穫まで気長に待つ覚悟が必要。
りんご
りんご
★★
 実が病気に弱い。
 木がネズミの好むため、野ネズミの多き地域ではネズミ対策が必要。放置すると、一冬で枯れるなんてこともある。
果樹以外の栽培

茗荷
 果樹ではないが、1度植えると毎年収穫でき、管理人も栽培しているのでなんとなくく紹介。虫が繁殖しやすいです。
・栽培する果樹を選ぶ
 ・管理人のすすめする果樹については、栽培おすすめ果樹
  ・庭木としての果樹については、ガーデニング植木
   ・実生苗より市販苗をすすめる理由は、苗木を購入する理由

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