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かりんシロップ

 かりんを砂糖漬けでのかりんシロップを作ります。蜂蜜につけてもシロップを作ることができます。

かりんシロップの作り方

カリンシロップの材料写真 かりんシロップの材料
・花梨   1kg
・氷砂糖  1kg
・ホワイトリカー 200ml
 かりんは、お湯の中でたわしでゴシゴシ洗っておきます。洗って数日立つと表面に出てきたら頃合です。洗って3日頃が頃合です。
 花梨に水分が残っている場合は、よく拭いて水分をとります。(腐敗予防)
かりんカット かりんをカット
 花梨は、かぼちゃのように硬いため、十分注意してカットします。
 シロップが出やすいように、表面積が多くなるように厚さ1センチ程度にカットします。
 シロップに種が混じるのが嫌な場合は、カット時に種抜きを行います。
カットされたカリン カットしたかりん
 カットした花梨です。
 種抜きした場合も、種からもエキスが出るためガーゼやお茶パックに入れておきます。
カリン漬けの瓶 カリンを漬ける
 写真では、果実酒用の瓶5㍑です。
 瓶は新品・中古を問わず洗剤できれいに洗い、水気を切っておきます。
かりんの漬け写真 カリンを漬ける
 カリンと氷砂糖が密着するように交互に重ねます。
 1層目のカリンです。
氷砂糖写真  2層目の氷砂糖です。
 全部で6層(3分の1づつ)重ねます。
ホワイトリカー写真 ホワイトリカーを加える
 最後に発酵予防にホワイトリカー200mlを上からかけます。
 アルコールが気になる場合、酢酸でも発酵予防になります。(ですが、管理人は試したことがありませんのでよくわかりません。)
 ホワイトリカーでも、完成後に加熱しアルコールを飛ばすこともできます。
カリンシロップ写真 蓋をして作業完了
 カリンと氷砂糖が層となっています。
 逆さまにしても液体がもれないようしっかりと蓋をします。
瓶を振る写真 ホワイトリカーを全体になじませる
 瓶を逆さまにして、ホワイトリカーを満遍なくなじませます。
 1日1回を目安に瓶混ぜます。
冷暗所で保管写真 冷暗所で保管
 瓶を暖かい部屋などに置くと、急激に発酵する場合があるため冷暗所で保管します。
 完成するまでは、発酵による瓶の破損予防に数日置きに蓋を緩め、瓶の内部で高まった気圧を外に逃がします。
 約1ヶ月で完成です。
 完成後には、カリンの果肉を取り出しシロップを冷蔵庫で保管します。
 アルコールが気になる場合や、長期保管する場合はを鍋で煮て殺菌してから保管します。
ブログでは、完成したシロップを鍋で煮てみました。
リンク:果樹栽培ナビブログ http://kajyub.net/Entry/269/

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