農業者年金

 農業は自営業。農家は個人事業主。そして不安定。そんな農業を救う農業者年金をを紹介。

農業者年金保険制度

・農業者年金
 国民年金の第一号被保険者である農業者がより豊かな老後生活を過ごすことが出来るよう国民年金(基礎年金)に上乗せした公的な年金制度です。会社員の厚生年金や、公務員の共済年金等に該当する部分です。
 
 支給内容
 終身年金
 ※80歳まで死亡した場合 ・・・80歳までに受け取ると仮定した金額を死亡一時金として遺族に支給

 厚生年金のとの違い(会社員の年金との違い)
 ・保険料
 厚生年金は標準報酬月額に一定の料率で保険料が決定しますが、月額2万円から6万7千円までの範囲で任意選択となります。 

 ・保険料の負担
 厚生年金では、労使共に保険料を負担する、相互負担に対して、農業者年金は、国庫助成金が一部あるものの大部分が本人負担となります。

 ・加入義務
 厚生年金は、要件を満たすと事業主に加入義務をかせる強制加入に対して、農業者年金は任意加入です。

 ・支給内容
 厚生年金の手厚い支給に比べると、非常に貧弱で支給額も小さいです。特に、万が一の際に支給される、障害厚生年金・遺族厚生年金がないのが致命的です。

 ・支給見込み
 月額2万円の負担で加入し、加入期間と掛金や運用利回りによりますが、月額2~8万円程度のものです。個人年金がないと、年金暮らしは夢のまた夢です。
 興味のある方は、独立行政法人農業者年金基金に問い合わせてみてください。

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