きゅうりの芽かき
主な内容:きゅうり棚に誘引した苗の下段のわき目を芽かきにより除去することによって、きゅうり棚の風通しをよくして、将来の病害虫の予防と、効率よくきゅうり棚に蔓が広がるように育てます。
作業時の注意:
下段の1~3段目のわき芽を芽かきするのが通常です。
しかし、1~3段目も育てるときちんと実ります。親蔓に成長不良が見られる場合は、状況により切り替えることも考慮できます。その際は、成長したとき下回りが密集しすぎないように、配慮を行いましょう。密集しすぎると病気が発生しやすくなります。
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きゅうりの育て方(誘引 苗のとき)
きゅうり芽かき前の写真 丈が約30cm程度に成長し、2段と3段目のわき芽が発生しています。 1段目は、既に芽かきが完了しています。 |
きゅうりのわき芽 2段と3段目のわき芽の拡大写真です。 葉の付け根にそれぞれわき芽が発生しています。 |
わき芽の除去 白手をした指先でわき芽軽く押すように触り除去しました。 指先で撫でるだけで除去できます。わき芽が大きい場合にのみ鋏を使用します。※1 |
きゅうり芽かき後の写真 撮影用に芽かきしたわき芽がマルチの上において撮影です。 この作業により、成長後のきゅうりの根元がすっきりし、風通しが良くなります。 |
※1 鋏の使用 きゅうり芽かき作業は、わき芽が小さい間は手で除去します。 一見、雑なようですが、消毒をしていない鋏(ハサミ)を使用すると雑菌が傷口から侵入するため、成長が遅れることがあります。特に苗の期間は、鋏を使用する際はにきゅうり1苗毎にハサミを消毒することが望ましいです。そこで、やはり手作業(指先)がおすすめです。 |
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