園芸苗を植える
園芸用のなす(茄子)・トマト・きゅうり(胡瓜)等の苗を準備した畝に植えつけを行います。作業時の注意
苗は、植え付けから根が定着するまでの期間が最も弱く、植え付けには様々な注意が必要です。主な注意事項としては、
・植えつける時間
強い直射日光や熱で熱されることから、午前中から昼過ぎまでの作業は苗に負担がかかります。日差しが弱くなる午後3時以降に植え付けを開始します。
・十分な散水
苗を植えつける際は、雨天後、事前に十分な散水を行い水分が不足しないようにします。苗の植え付け直後は、苗に直接水をやります。
・根を切断しない
植え付けの際、力を加えすぎて根が切断されないようにします。
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野菜苗の植え方
市販されている苗 写真は接木の中茄子(千両茄子) |
苗の配分 畝(マルチ)に計画的に植えれるよう、先に苗を配分して大枠で間隔を測ります。横幅約60cm間隔 向かいと互い違いになるようにします。 |
接木箇所の確認 接木苗の場合、接木箇所が地中に埋まらないよう場所を確認します。 写真は接木箇所にクリップが付いているので分かりやすいですが、無い場合でも一目で判断できるほどの違いがあります。 |
マルチを破る 手でマルチに穴を開け、植える部分を掘ります。深さ、大きさは苗のポットの大きさに合わせます。不要に大きいと雑草が生えます。 |
苗の取り出し 苗を逆さまにしてポットから苗を丸ごと取り出します。 |
植え付けのポイント 苗をマルチに下に穴を掘った箇所に植えます。 植えるとき、周囲の土を寄せて軽く抑えます。 ※軽く指先で周囲を抑えるだけです。強く押すと苗の根が切断され成長が遅くなります。 |
苗を植える際の悪い例 手のひらで、ギュ!と押さえて土を固めています。力を加えた際に根が切断される為、発育に遅れが発生します。 |
植え付けた苗 接木箇所が地表に出ています。深く植えすぎないよう、必ず確認します。 |
支柱立て 植え付けが完了したら、添え木に支柱(イボ竹)を立てます。 |
水やり 植え付け完了後、マルチの上から水を与えます。 ※地中が濡れていたり、潅水チューブで水をやる場合でも、必ずマルチの上から水を与えることで定着率が良くなります。 |
次の工程 苗を固定する(育て方)へ |