ししとう・ピーマンの育て方

 正しく芽かきを行った、ししとう・ピーマン。暑くなると、すくすく大きく成長します。
 成長した枝から側枝が伸び、各枝に葉と実がつき上部が大きくなり、枝の付け根部分の負担が大きくなります。
 環境が良ければ、自立していますが風に煽られると枝が裂けて成長が阻害されます。誘引、又は紐をはり、枝裂けを予防します。

ししとう・ピーマンの育て方・栽培方法(誘引)

大きくなったししとう写真芽かきにより成長したししとう・ピーマン
 根元がすっきりしているのに対して、上部が大きく成長しています。
 また、実が大きく実る為、大きさ重量ともにかなりのものになります。
支えの紐張り写真誘引作業
 本来、誘引とは枝を支柱等に引っ張る作業です。なす等と同様にシシトウ・ピーマンも紐で直接縛ってもかまいませんが、ししとう・ピーマンでは風で揺れない程度十分です。
 写真では、各支柱間に紐を張り、ししとう・ピーマンが風に煽られても大きく揺れないようにしています。
囲いの紐写真誘引作業終了
 各、支柱間に紐を張りました。
 この方法は主に菊の栽培などで用いられる方法で、揺れに対する害を防ぐ為です。
 ししとう・ピーマンは、障害さえなければ自立するので、枝裂け予防では、これで十分です。
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