銀杏

代表品種   ・・・・ 藤九郎 、 久寿
栽培難易度・・・・ ★
果樹栽培のおすすめ度・・・・ ★
ガーデニング植木のおすすめ度・・・・★★★★(紅葉の彩りとして)
初収穫までの期間・・・・ 5年~
収量見込み・・・・ 成木1本で、食べきれない程実る。雌雄異株性のため、オスの木が1本別に必要となるが、花粉が広範囲(1km以上)に拡散するので、その範囲にオスの木があればメスのみの栽培で収穫可能。
必要設備・・・・ 特に無し。
病害虫被害・・・ 病害虫に非常に強い。無農薬でも問題無く育つ。
栽培特性・・・・キューイフルーツと同じ、雌雄異株性のため、メスとオスが必要。
その他
 紅葉が美しい代表的な樹木のため、庭に1本あっても悪くない植物。種子の銀杏のは栄養価が非常に高い。収穫には、落ちた銀杏の実を集め、果肉を腐敗させた上で中の種を取出す作業が必要になる。
 種の取出は、匂いも強く(臭い)、特有のアクにより被れたりすする人もいるので、栽培者の体質的に向き不向きがある。
 一度、大量に収穫してその苦労を味わうと、翌年から収穫しなくなるのが一番の問題。
ワンポイント!
 苗木で育てたとき、ひこばえ(接木の台木から出る芽)の勢いが強く、根元から出る枝が育ち本体の生育が遅れることがある。ひこばえを、しっかり切るだけ。他に手入れらしいものなくても実る。
ガーデニング植木として
 紅葉が美しい樹木の代表格と言っても決して過言ではない樹木であり、洋館や洋風の建物、レンガ造りの建物のガーデニングとして非常に相性が良い。また、紅葉し黄色に色づいたイチョウは、樹木だけでなく庭先のイチョウの葉の絨毯までもが美しく、ガーデニングの彩りとなる。
 しかし、ガーデニングとして構成を考慮すると、樹木自体がもともと高木である上、低い位置で枝を取りにいく。このため、必然的に木丈が高くなり、イチョウ本来の紅葉の美しさを見るためには、木の高さに負けない十分な広さが必要となる。

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