セミ類
主な種類共通 ・・・・ アブラゼミ、ミンミンゼミ
りんご ・・・・ アブラゼミ(果実被害)
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・樹木被害 成虫は、枝・幹から、幼虫は根から樹液を吸汁する。
・果実被害 有袋栽培の果実では袋に産卵する過程で袋内の果皮に刺し傷を作る。りんご等の果実から果汁を吸汁する。
樹木被害では顕著な被害を確認出来ない。しかし、幼虫が根から吸汁することで樹勢低下を招く。産卵により樹皮が傷付くことで胴枯病菌や輪紋病、材質腐朽菌等の感染原因となる。
対処と予防
幼虫は地中の為、姿は見えないが数年間に渡り根から樹液を吸収する。微々たる被害でも確実に樹勢を低下させる。幼虫を退治することは難しいため、成虫又は卵の駆除が重要となる。
果樹園内で幼虫が羽化する場合、幹に登る幼虫を捕獲機で捕獲する。
飛来する成虫に対してはアグロスリン等の合成ピレスロイド剤が効果がある。
卵は産卵後の翌年の翌年の夏に羽化するため、樹皮などの産卵痕を発見して時は削り取ります。
その他
セミの被害で、樹木が枯れる。収穫が出来ない。収穫量が減った等の実害は聞かないため、うるさい泣き声がが一番の実害。管理人も、これまで大量に発生したことが無いため、セミの為に特別に防除を実施したことが無い。