ハタネズミ・鼠
数多くある鼠の種類の中で、果樹をはじめ多くの農作物に大きな被害をだすのがハタネズミという種類。主な特徴
哺乳鋼ネズミ目キヌゲネズミ科
全長12~18cm(内、尾長3~5cm)
体重22~62g 日本固有種
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果樹をはじめ、イネ・サツマイモ・ニンジン等の数多くの農作物に大きな被害を及ぼす。
果樹の根を齧る被害が深刻で、特に林檎の根が大きな被害をうける。林檎以外でも、管理人の果樹園では梨・プラム・枇杷・桃が実際にハタネズミの被害を受けている。
また、稀に果樹棚に登り直接梨の実を齧る被害も確認している。
対処と予防
天敵として、イタチ・ヘビ・フクロウ・百舌(モズ)が捕食する。飼い猫・飼い犬でも、あまり食べることはしないが本能で捕まえることがある。
普段は地中で生活しているが、食事等で外に出てくるので地上の隠れる場所が多い場所を好む。果樹園では雑草をこまめに除草し、草を生やさないようにする。
菜園では、マルチ等が隠れ処に好むことが多い。
駆除
果樹園や農業では、殺鼠剤を用いて殺傷する方法が一般的。
捕食者(イタチ・ヘビ・フクロウ・百舌等)が多いと、継続して駆除してくれるので、捕食者を保護する。果樹園等で飼う猫も良き捕食者になる。
その他
罠利用した駆除は、生息数の調査には有効です。しかし、罠の特性上、屋外の果樹園で多くの駆除は望めないため、あまり大きな効果は期待できない。
その他の鼠
野ネズミ ・・・ ハタネズミ、アカネズミ
家ネズミ ・・・ ハツカネズミ・クマネズミ・ドブネズミ
写真:梨の木、根元のネズミの穴と、梨の木の食害の様子。 雑草を除草した際に発見。周辺を綺麗に除草し、ネズミが住みにくい環境にしておきます。 |