果樹栽培ナビ > 果樹の害虫と益虫 > カミキリムシ類

カミキリムシ類

主な種類  
 葡萄     ・・・・ ブドウトラカミキリムシ
 栗      ・・・・・ シロスジカミキリムシ・ミヤマカミキリムシ
 無花果   ・・・・ キボシカミキリ  等等
 数多くの果樹に被害を与える。梨・ブドウ・ザクロ・ミカン・イチジク・栗が実際に被害にあっている。植生に好みがあるため、被害のない果樹には全くと言っていい程発生しない。
被害概要
 木の幹、内部に生育し、内部から食い散らかす。発見と対処が遅れると、木全体が枯れることもある。
 幼虫は1~2年間かけて成長しその間食害がある。

対処と予防
 6~9月に活動成虫が活動。表皮に噛み傷をつけて産卵する。成虫の生命力が強いため、通常の防除に用いる殺虫剤では効果のない物も多いため、専用の薬剤防除や物理的に駆除する。
 幼虫の発見には、木の幹からでる糞(オガクズのような繊維状の物)を目印に巣穴を発見する。
 中の幼虫を掘り出せる程度なら、針金や先端のとがった物で掘り出す。または、枝ごと除去する。
 穴の中に吹き込み退治する「カミキリムシの幼虫退治に園芸用キンチョールE」が市販されています。
・カミキリムシに効果がある農薬については、カミキリムシ成虫の駆除
・木の幹に巣食う幼虫については、カミキリムシ幼虫退治

その他
 一旦とりついて幼虫は、退治にとても手間がかかります。産卵する前に、成虫を退治することに力を入れることが大切です。
カミキリムシの写真1 カミキリムシの写真
・カミキリムシ類
 ・カミキリムシに効果がある農薬については、カミキリムシ成虫の駆除
  ・農薬の具体的な効果については、カミキリムシ駆除の薬剤効果の残効性
   ・木の幹に巣食う幼虫については、カミキリムシ幼虫退治

ページトップに戻る