黒斑病
・被害箇所果実、枝、葉等
・影響
実の腐敗、実の落果、葉の落葉による樹勢の低下
・発生時期
春過~
・越冬情報
枝の病斑や芽(ぼけ芽)で越冬するため、剪定時の除去が効果的。
・対処
病気耐性のある品種を植えるのが一番効果的。耐性の低い品種では、農薬を用いた計画的な防除が必要です。予め梨の袋がけを行うことにより、感染予防と農薬の使用を抑えることが出来ます。袋がけについては、果樹の栽培方法(梨の育て方)>「梨の袋がけ」へ
・耐性品種
豊水・幸水 > 南水 > 二十世紀※
豊水の場合、全く気にかける必要がないくらいに平気です。※二十世紀でもゴールド二十世紀は、品種改良された黒班病耐性対抗性品種です。
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梨の黒班病感染部
果実に付く黒班病 写真では軽症ですが、放置すると他の実や葉に拡散します。 摘果(実を落とし)を行い、感染の拡大を防ぎます。 感染予防に、他の実に袋がけを実施することも効果的です。 |
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広がった黒班病 病班が広がっています。 成長させても、実割れし、腐敗するため、摘果作業で除去します。 |