どぶ掃除 ヘドロ
農地の水捌けをささえる共有の設備。農地の周りのどぶ掃除を行います。殆どの地域で、春のどぶ掃除は定番作業です・溝掃除
農業用地の周囲にある溝は、畑等の耕作地の水はけを保つ大切な役割を担っています。農地から流出した土や落ち葉が堆積することで溝が埋まり機能を果たせなくなります。このため、定期的な掃除が必要となる共有設備です。
溝に溜まるヘドロは落ち葉等の有機物が酸欠により十分に分解されていないものです。十分に酸素を与えることで、養分を含んだ良質な土になります。ヘドロの利用については、ヘドロの処分にて紹介しています。
|
どぶ掃除
掃除をする側溝 落ち葉(杉の葉)や、泥が堆積しています。 場所によっては、草が生えている部分や、ネズミにより土が大量に溝に入って塞き止められているところもあります。 |
|
溝掃除 鍬を使用して溝掃除を実施します。 |
|
掃除した溝 溝内の泥、落ち葉を掃除し、流れを妨げる物がなくなりました。 |
|
溝に堆積していたヘドロ 写真に写るヘドロは、落ち葉が堆積したものが分解されずにヘドロになったものです。悪臭を放っていますが、非常に多くの養分を含んでいます。 地上で放置することにより、徐々に分解されて栄養価の高い土になります。 |
・どぶ掃除でたヘドロの処分については、ヘドロの処分へ