果樹の除草(草刈機)
果樹の除草に刈払機等の草刈機を使用して除草作業を行います。除草作業を行うことで、養分の不要な損失を抑えるとともに害虫等の発生原因を取り除く環境防除の役割がある大切な作業です。環境的な防除については、「病害虫の防除の種類。」へ
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果樹の除草作業
・草刈機を用いる草刈機の 種類 |
![]() 刈払機 |
![]() 自走式草刈機(バーナイフモア) |
![]() 自走式草刈機(ハンマーナイフモア) |
主な特徴 | 傾斜地・支柱の周り、果樹の周りの等、場所を問わず使用できる。 | 除草幅が60~80cm。草丈が低い、平地専用の草刈機。 | 除草幅が60~80cm。草丈がやや高い範囲まで除草できる、平地専用の草刈機。 |
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刈払機の使用方法 最も一般的な草刈機である刈払機は、自走式草刈機では作業が困難な箇所等で多く使用します。 |
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刈払機の保護用具 農業機械中でも手軽に草刈を行うことができる刈払機は、怪我の多き機械でもあります。けが防止に用いる専用の護用具を使用します。 |
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オートモアによる草刈 果樹園内の平坦な箇所の除草作業に自走式草刈機のオートモアを使用して除草作業を行います。 |
・物理的に雑草を除草する為、最も作業にとりかかりやすい。
・作業がそのまま即除草される為、果樹に害虫被害が発生したときの防除を併用するのに最も効果的。
・雑草の地表上のみの除草のため、根が残る。この為、土手等の傾斜地での地崩れが発生しにくいメリットがある。
草刈機の除草デメリット
・根が残る為、再び茂るのが早い。
刈払機のエトセトラ
・草刈機の中で、刈払機のみに金属製の刃(チップソー)以外の非金属の刃(ナイロンカッター)がある。
ナイロンカッターを使用すると、切れ味が悪く作業効率が悪くなる問題もあるが、果樹の幹や支柱を傷つけず綺麗に除草が出来る。
・写真で紹介している棒状タイプの他、背負い式の刈払機もあるが、平地部分の除草作業では、棒状の両手タイプが使用しやすく、傾斜地などでは、背負い式が活躍する。しかし、背負い式の刈払機では重量が8.0kg程度、棒状(3.5~5.0kg)のものよりかなり重くなる。
・山での除草作業と異なり、多くの農業や果樹栽培では小型20~23ccの小~中型程度で十分作業が出来、大きいと体力を消耗する。
・果樹の除草(草刈機)
・刈払機については、刈払機の使用方法
・刈払機については、刈払機の保護用具
・自走式オートモアによる除草は、オートモアによる草刈
仮払機の作業前の点検・刃の交換方法等のメンテナンスは、
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オートモアの点検方法等のメンテナンスは、
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