材質腐朽菌

 サルノコシカケ(猿の腰掛)等に代表される樹木から生えるキノコ。一度感染すると治癒させることは難しく、感染予防が重要となります。

・代表的な材質腐朽菌
 サルノコシカケ及びサルノコシカケ類
 サルノコシカケ類には非常に多くの種類があります。果樹などに生える白い茸。小ぶりの平茸状のキノコの多くもサルノコシカケ類に属する菌です。
 シイタケやナメコ等の有用なキノコも材質腐朽菌の一種です。しかし、有用なキノコの多くは感染力が弱く、生きた樹木に悪影響を与えることは少ないです。主に悪影響を及ぼす多くの種類はサルノコシカケ類のキノコです。

・感染予防の方法
 サルノコシカケ類を完全に防止する方法は現実的にはありません。しかし、果樹園内の胞子飛散の抑制。感染口となる果樹の傷・剪定等の切断面に保護材を塗ることである程度予防することが出来ます。

・治癒させる方法
 理屈上では材質腐朽菌を感染部分を完全に除去することが出来れば治癒させることが出来ます。
 しかし、管理人の経験上感染部分をかなり思い切った除去を実施しても治癒させることは出来ませんでした。
 感染した菌の特性。感染部分。除去する範囲の全てが揃わないと治癒には至らないようで、現実的ではありませんでした。
 なお、材質腐朽菌に感染した幹を伐採してみると思いの外広範囲に浸食が進んでいる場合があり、幹に感染すると除去自体が不可能な場合もあります。

・その他
 感染口となる目立つような傷がない場合でも、樹勢が弱ると感染しやすくなります。

猿の腰掛等の茸の除去

果樹の茸除去 ・茸の除去
 ハンマーにより茸を除去し、飛散する胞子を抑制します。
 詳しくは、「果樹の茸除去」へ戻ります。
トップジンMペースト 使い方(保護剤の使用)  ・保護材の使用
 胴枯病予防と同様に、傷口に保護材を使用し感染を予防します。また、草刈等の作業時に、幹や根に傷がつかないようにします。
詳しくは、果樹の栽培方法(梨の育て方)>梨の剪定>「トップジンMペースト 使い方(保護剤の使用)」へ移動します。
果樹の茸除去
 ・幹から生える茸について詳しくは、材質腐朽菌へ

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