刈払機の保護用具
農業機械中でも手軽に草刈を行うことができる刈払機に用いる保護用具です。作業時間と作業場所に合わせ、必要な保護具を用いて怪我や事故を防止します。・主な保護具
・フェイスシールド、フェイスシールド付きヘルメット
目及び顔を守るフェイスシールドです。
・イヤーマフ、耳栓
騒音による疲労軽減と難聴予防に使用します。
耳栓は手軽に使い捨てが出来ますが作業による汗で耳の中が籠る。手が油などで汚れると、取外しに耳栓も汚染します。
長時間作業ではイヤーマフが適しています。
・保護めがね
目を保護する為の保護めがねです。
・草刈用エプロン
草刈作業により飛散する砂や草の破片の作業着の付着を防ぐ前掛けです。主に汚れ防止に使用します。
・防振手袋
振動による疲労を軽減する防振(減振)手袋です。振動作業は手の血行を阻害するため、作業後に大きな影響を残す場合があります。
・安全靴(半長靴)、長靴、フォレストブーツ、滑り止めスパイク
平地で飛散物の少ない作業では主に長靴。平地で飛散物が予測される場所では通常の安全靴(半長靴)や長靴に脛当てなどで足元を保護します。
傾斜地で安定した足場での作業では、滑りづらい構造の安全長靴(フォレストブーツ)や長靴等にスパイクを取付け足元を保護します。
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刈払機の作業方法
刈払機用保護具一式 ・フェイスシールド(メッシュタイプ) ・フォレストヘルメット(フェイスシールド、イヤーマフ付きヘルメット) ・耳栓 ・保護めがね ・草刈用エプロン(メッシュタイプ) ・防振手袋 ・安全靴(半長靴) 実際に果樹園の作業で使用している各種保護用具です。 |
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フェイスシールド 顔の前面及び目を保護するためのフェイスシールドです。 メッシュは風通しが良く、曇りませんが視界が気になります。 透明タイプは、視界の妨げになりませんが曇り及び汚れが目立ちます。 |
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・フォレストヘルメット(フェイスシールド、イヤーマフ付きヘルメット) ヘルメット、フェイスシールド、イヤーマフが一体となったフォレストヘルメットです。刈払機やチェンソー作業で使用します。 |
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・耳栓 使い捨ての耳栓です。手軽に使用できる一方、手が混合油等で汚れて触れると、かぶれの原因となります。 写真はMOLDEXのカモプラグ。 |
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保護めがね 目を保護するための用いる保護めがねです。 上部及び側面が覆われ、飛散物や粉塵等から目を保護します。 |
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保護めがね(夏仕様) 目を保護するための用いる保護めがね。UVカットと、強い日差しによる眩しさによる目の疲れを軽減させます。 通常のサングラスより上下部及び側面が大きく直接目に飛び込む飛散物から目を保護します。 サングラスタイプのため、粉塵等の空気に舞う飛散物からは保護できません。 |
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草刈用エプロン 飛び跳ねた草等により汚れを防ぐ目的に着用するエプロンです。 メッシュタイプで風通しが良く蒸れずに使用できます。 |
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防振手袋 手の振動による疲労の軽減。及び振動障害を予防する防振(減振)手袋です。 刈払機の他、チェンソーなどの振動が多い機械に使用します。 |
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安全靴(半長靴) 足首が巻き上げの半長靴の安全靴です。主に平地での足元保護に使用します。 |
保護具の使用では安全に配慮して万全であることが望ましいです。
しかし、作業場所や作業時間に合わせ、安全が確保できる物を使用することが出来れば十分です。
平地で石などの飛散物がほぼ無い場合には、足元は長靴。石等の飛散がある場合には安全靴と脛当て。
作業時間が極端に短い場合には軍手。長時間作業や手が悴む低温での作業では防振手袋。
転倒や落下物の恐れのある場合には、ヘルメット。
短時間の軽作業であっても、保護メガネ等の最低限の保護具の使用が必要です。
・果樹の除草(草刈機)
・刈払機については、刈払機の使用方法
・刈払機については、刈払機の保護用具
・自走式オートモアによる除草は、オートモアによる草刈
仮払機の作業前の点検・刃の交換方法等のメンテナンスは、
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オートモアの点検方法等のメンテナンスは、
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